フリーランスになって1年が経過した、編集者&写真家の筆者が、どのように仕事を獲得してきたかを語っていきます。
フリーランスは、フレキシブルなスケジュールで働きたい人や副業として希望する人にとって、ますます人気のある選択肢になってきています。しかし、自由な反面、会社員と違って仕事を自分で獲得する必要があります。
この記事では、フリーランスがどのように仕事を獲得するのか、について説明します。
ポートフォリオを作成
ポートフォリオを作成することは、フリーランスにとって不可欠です。営業にいったときに「絶対にポートフォリを見せてください」となるので、早めに作りましょう。
会社員を辞める前から、先んじて作成しておくことをおすすめします。
とはいうものの、私もポートフォリオを作ったのは、フリーランスになって1ヶ月後。仕事を辞めてからはなにかとバタバタするので、先んじて作成することをすすめます。
その際に、クラウドソーシングサービスなどで、他のフリーランスがどのようなポートフォリオを作成しているのか参考にすると良いでしょう。
友人・知り合いに連絡
さて、ポートフォリオを作ったら、まずは友人や知り合いに連絡しましょう。
信頼できる友人や同僚から仕事を紹介してもらうのは、最もおすすめな営業方法です。
実際、私もフリーランスになって初めての仕事は、以前勤めていた会社の上司から声をかけてもらい、ウェブディレクターの仕事をもらえました。
そのときに注意したいのは、「フリーランスとして関わりたい」と最初にはっきり伝えること。元いた会社に戻るように説得されることを防げます。
友人や家族、元同僚、元上司に「フリーランスになったこと」を伝えて、一度挨拶に出かけること。ランチとかでもOKです。
フリーランスになった経緯や、いま仕事を探していることを話すなかで、仕事をお願いしてもらえる可能性は高いです。
というのも、いままで自分が培ってきた“信頼”があるからです。
一緒に仕事をしてきたからこそ、「この人にお願いすれば、ある程度のクオリティのものが上がってくる」という予測がたてられるので、クライアント側からすれば安心して仕事をお願いできるというわけです。
フリーランスの営業のなかでも、最もハードルが低く、なおかつ確度が高い方法なので、一番におすすめします。
新しい人脈を作る
新しい人脈作りは、フリーランスの仕事を得るための重要なポイントです。
業界イベントやウェビナーやセミナーに参加したりするようにしましょう。他のフリーランスとのつながりを作ることで、マーケティングやお金に関することなどのノウハウを得ることができます。
また、自分で飲み会を開くことも一つの手です。たとえば私は、“エンタメ系飲み会”と称して、ライター・カメラマン・編集者・芸能関係・スタイリスト・ヘアメイクなどの業界の方々を呼んだ飲み会を主催しました。
これによって、ある出版社の編集者と仲良くなって、原稿執筆の依頼をいただいたりしました。また、その雑誌のYouTubeチャンネルの動画制作の仕事ももらうことができました。
飲み会で人脈を作って仲良くなる。そこから仕事をもらえればラッキー。いい仕事をすれば、口コミで同僚や知り合いに紹介してもらえます。
そこまで行けば、自分からゴリゴリに営業しなくても、新しい仕事が勝手に入ってくるようになります。
SNSを活用
人脈が大事とはいうものの、そこまで繋がりがないという人も多いと思います。
そんな方は、SNSをうまく利用しましょう。
TwitterやInstagram、facebookなどで、自分の資格や経験をアピールする発信します。また、Twitterだと「#ライター募集」などのように、募集している案件が簡単に見つかります。
そこに応募してみるのもいいでしょう。その際に、自分の普段の発信の内容も見られているので、日頃から注意して発信するようにしましょう。
フリーランス向けのマッチングサービスを利用
クラウドワークスやランサーズなど、フリーランスが利用できるプラットフォームはたくさんあります。
これらのプラットフォームに登録して、案件を受注してみましょう。
ただ、マッチングサービスを利用するときに注意するべきポイントがあります。これらのサービスのクライアント側は、なるべく単価を抑えて発注したいと考えている傾向があります。
実績を積むために最初は単価が低い案件をこなすならいいですが、時給ベースで換算した時に、あまりに低すぎる案件は断ることをおすすめします。
フリーランスにおすすめの営業方法について紹介してきました。すべてきっちり行う必要はないので、一旦試してみて、自分にあった営業方法を見つけてください。
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