“ちょい田舎暮らし”のメリット・デメリットを解説!都会から引っ越して気づいたこと

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東京・世田谷から神奈川県の厚木方面の“ちょい田舎”に引っ越したライターの私が、田舎暮らしのメリット・デメリットについて紹介します。

まず、田舎暮らしのメリットは次の5つ。

  1. 家賃が安い
  2. お金を使いにくくなる
  3. 自然を感じられる
  4. 早寝早起きが身に付く
  5. 今後のことについて考える時間が増える

このメリットは後ほどで解説していきますが、もちろん田舎に住むデメリットもあります。それはこちら。

  1. 都心から遠い
  2. 遊ぶ場所・買い物できる場所が少ない
  3. 車がないと不便
  4. 地方で働く場合、収入が減る可能性もある
  5. 孤独

メリット・デメリットはあるので、人によって良い・悪いはありますが、私にとってはこの地方移住は正解でした。

そして、まだ都心に1時間〜1時間半くらいで通える“ちょい田舎”というのもおすすめです。2時間や3時間かかると、日々の通勤は辛くなりますし、ふらっと都会に遊びに出かけることもできます。

そんな、私がおすすめする“ちょい田舎”の暮らしについて、お伝えしていきましょう。

田舎暮らしのメリット5選

1.家賃が安い

私が以前住んでいた世田谷の1Kのアパートは7万円でした。東京のアパートならこれでもまだ安いほうです。オートロックや新築のマンションだと、10万円を超えてくる場合もあります。

そして、いま住んでいる神奈川のアパートは約3万円です。え、半分以下って? そうです。

同じ関東県内でも、神奈川の田舎に住むとこれだけ安くなります。私の場合、木造かつ駅から徒歩20分という条件だったので、かなり安くなっています。

新築や築浅のアパートなら、綺麗で広いのに5万円以下なんて物件もあります。

世田谷に住んでいる時と比べると、毎月4万円が浮いています。年間でいうと50万円。

年収を50万円上げようと思うと、大変ですが、引っ越すだけでこの額が浮いてしまうんです。

2.お金を使いにくくなる

金額面のメリットは、「家賃が安くなる」だけではありません。

田舎に引っ越すと本当にお金を使いにくくなっています。コンビニに行くのに、自転車で5分なので、夜になるとよっぽどのことがない限り、コンビニまでいきません。

これによって、無駄遣いが減りました。

また、飲みに行く回数も減ったので、飲み代もかなり抑えられています。

世田谷に住んでいた時は週に2~3回程度飲みに行っていたので、毎月10万円程度は飲み代で使っていました。本当に飲み過ぎですよね。

それが田舎に引っ越してから週に1~2回程度まで減りました。これによって半分程度に抑えられています。終電が早いので、1次会で先に帰ったりするので、2次会以降でだらだらと飲むことも減りました。

3.自然を感じられる

これは感覚の話になるのですが、田舎の朝・夜の澄んだ空気は特別でリフレッシュできる気がしています(笑)。

都会の喧騒ももちろん好きです。ただ田舎に住んでいると、朝鳥たちの声を聞きながら散歩したり、海や山に出かけたりすることもできます。

都会暮らしが長かった私にとって、それはとても新鮮で意味があることに思えています。

4.早寝早起きが身に付く

田舎暮らしをはじめて思ったことは、スーパーや飲食店の閉店時間が早いです。

20時や21時くらいで普通に閉まります。そのため、それ以降は家にいることになり、コンビニにいくのも億劫なので夜に外にでることが少なくなりました。

田舎の夜は真っ暗なので、私は暗闇が苦手なので、怖くて出歩かないようにしていることもあります。

そのため、やることがあまりないので、早く眠くなります。23時くらいには眠たくなっていますね。

早く寝れば、当然早く起きるので、勝手に早寝早起きが身に付くというのもメリットですね。

生活習慣が整うので、健康にもなりますね。

5.今後のことについて考える時間が増える

飲みに行ったりする時間が減り、空いている時間が増えるので、自分に使える時間が増えます。

私は趣味のカメラで撮影・編集する時間に当てています。それとともに、フリーランスなので今後の仕事の進め方について考える時間もとっています。

その結果、自分が本来やりたかった写真を仕事にしようと思い、今勉強しています。このように田舎に暮らすと時間に余裕ができるので、自分を見つめ直す時間ができて、本来進みたかった道に気づけることもメリットでしょう。

以上が田舎暮らしのメリット5つです。

今度は逆に、田舎暮らしのデメリットを紹介していきますね。

田舎暮らしのデメリット5選

1.都心から遠い

都心に出るには時間がかかることは、田舎暮らしのデメリットでしょう。ただ、都内にでるのが1時間〜1時間半の“ちょい田舎”なら、いかがでしょう?

普段は田舎で暮らして、仕事や遊びのときに都会にでることができます。田舎と都会のデュアルライフが可能になるわけです。

毎日通勤だと時間がかかるので大変だと思いますが、リモートワークが推奨されている会社なら負担にならないこともあるでしょう。また、家で作業しているフリーランスの方は、一度田舎暮らしをすることをおすすめします。

2.遊ぶ場所・買い物できる場所が少ない

スーパーやコンビニの数が都会に比べると田舎は少ないので、買い物に行くのは一苦労です。

車や自転車がないと購入したものを運ぶのは、かなり大変。私の場合、自転車に荷台をつけて運んでいますし、できるだけまとめて買い物して回数を減らしています。

また、娯楽施設も少ないので、遊ぶなら都内に出た方がいいでしょう。

3.車がないと不便

車がないと買い物に行くにも、遊びに行くにも不便です。ご家族がいる方ならなおさらだと思います。

単身の方なら、まだ自転車などで代用できると思いますが、子供がいる家庭などは車がないと田舎暮らしは厳しいかもしれません。

ただ、都会と比べると駐車場も安いですし、出費は減ります。

4.地方で働く場合、収入が減る可能性もある

もし地方で就労する場合、都会と比べると平均賃金は低くなる可能性があります。

おすすめは、地方で暮らしつつも、リモートワークでできる仕事をすること。たとえば、ライターやマーケターなどのウェブ系の仕事です。

都会基準のギャランティになるので、収入はそのままで、家賃や生活費の固定費を減らすことができます。

5.孤独

幼い頃に育った地元に戻ってきた場合を除いて、田舎暮らしは孤独です。

私は縁もゆかりもない田舎に引っ越していて、周りには友人はいません。そのため、住んでいる場所で気軽に飲みに誘うこともできないですし、孤独を感じるときはあります。

それが耐えられなくなったら、都会に赴いて友人と会うようにしています。

田舎に初めて住むという人には、まずは“ちょい田舎”に住むことをおすすめします。まだ、気軽に都会に出られるので、寂しさや孤独を感じづらい。一気にど田舎に引っ越してしまうと、孤独を感じても、誰かに助けを求めることが難しくなります。

まずは、“ちょい田舎暮らし”で慣れてから、自分に合っていたら本格的に田舎に移住を決めた方がいいですね。

今回は、“ちょい田舎暮らし”について実体験をもとに紹介してきました。メリット・デメリットがあるので、自分のライフスタイルに合うのか考えて、田舎移住を考えてみるといいでしょう。

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